お兄ちゃん、大好き♪
「愛夜…」

愛夜は名前を呼ばれた玻瑠兄の方を向いた。

「傷つけてごめん…」

玻瑠兄は愛夜に近づくと抱きしめた。

「ただ本当のことを知ってもらいたくて…本当にごめん…」

「大丈夫だよ玻瑠兄。びっくりしたけど知らないままでいるのはやだもん。だからありがと玻瑠兄。」

そう言って笑うと愛夜は眠ってしまった。
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