嫌いなんて言えない。

「・・・優、」

「はああ。疲れた。本当な訳ねーのに。」

あたしの足は思わず優衣菜の前へ・・・

「・・・どーいう事?ねえ優衣菜!」

「は、、え?藍葉・・・」

優衣菜はあたしを見ると顔を真っ青にした。

「全部きいt」

「聞いちゃったんだよ!優衣菜に会いにいったらちょうどあいつらと
出ていく優衣菜が見えたからついてったの。そしたら・・・」

「は、見てたんだ。どう?私が責められるの見て。」

「あたしは信じてたよ?優衣菜の事・・・」

「ふん。勝手に信じとけば。塚、大体友ならこっそり見てないで出て来いよ!」

「そ・・・それは悪かったけど・・・」

あたしの頬に涙がつたう。
耐えられなくなったあたしはトイレを飛び出した。

「ごめん、ごめんね。・・・藍葉」

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