ソットボーチェ~あなたの声で~
「違いますって!!」

突然、声のトーンを上げた彰に驚いた。

「なんだ、違うのか」

俺はビールと一緒に頼んでおいた枝豆を口に運んだ。

お、この枝豆うまいな。

塩加減がなんとも言えない。

「店長、この枝豆すっごい美味しいよ」

料理を運び終わって戻ってきた店長に声を掛けた。

「あ、ほんとっすか!?うれしいっす!!」

店長はニカッと笑った。
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