ソットボーチェ~あなたの声で~
「あ、俺のことは聖斗でいいっすよー。店長って柄でもないんで」
声を出して笑う彼。
「あ、そう?じゃぁ、そう呼ばせてもらうよー」
「はい!!」
聖斗が元気よく返事をすると、常連客から声が掛かった。
「聖斗ー、ビールくれー」
「はいはーい。じゃぁ、ごゆっくり!!」
また聖斗は動き回っていた。
「あれ?彰、枝豆食べないの?」
彰をチラリ見ると枝豆は、俺しか食べていない。
「食べますけど…。それより、あの子ですよ!!吉川凌が好き、だなんて…!!」
「あぁ、あれね。嬉しいよねぇ。“俺が吉川凌だよ”って言いそうになったもん」
声の職業で声が好きだと言われるのは、やっぱ嬉しい。
声を出して笑う彼。
「あ、そう?じゃぁ、そう呼ばせてもらうよー」
「はい!!」
聖斗が元気よく返事をすると、常連客から声が掛かった。
「聖斗ー、ビールくれー」
「はいはーい。じゃぁ、ごゆっくり!!」
また聖斗は動き回っていた。
「あれ?彰、枝豆食べないの?」
彰をチラリ見ると枝豆は、俺しか食べていない。
「食べますけど…。それより、あの子ですよ!!吉川凌が好き、だなんて…!!」
「あぁ、あれね。嬉しいよねぇ。“俺が吉川凌だよ”って言いそうになったもん」
声の職業で声が好きだと言われるのは、やっぱ嬉しい。