ソットボーチェ~あなたの声で~
「そういうことかぁ。あ、ねぇ。その時さ萌花ちゃんには写真見せたの?」
俺は今度こそ枝豆を口に入れ、西田くんを見た。
「あー、写真ですか?萌花ちゃんは見てないですよ。“見る?”って聞いても“やだ”の一点張りでしたし」
「思い出した!!萌花が“わたしの王子様なんだから夢壊さないで!!”って言ってたやつだろー?」
「そうそう。“おじさんで禿げ散らかしてたらイヤだもん!!”って。笑いましたよねぇ」
「ブハッ…!!」
俺は隣で聖斗と西田くんが萌花ちゃんの話をしているの聞きながら、ちょうど口に入れたビールを吹き出した。
「うわっ!大丈夫っすか!?」
聖斗は慌てて、おしぼりを取りに行き俺に手渡してくれた。
俺は今度こそ枝豆を口に入れ、西田くんを見た。
「あー、写真ですか?萌花ちゃんは見てないですよ。“見る?”って聞いても“やだ”の一点張りでしたし」
「思い出した!!萌花が“わたしの王子様なんだから夢壊さないで!!”って言ってたやつだろー?」
「そうそう。“おじさんで禿げ散らかしてたらイヤだもん!!”って。笑いましたよねぇ」
「ブハッ…!!」
俺は隣で聖斗と西田くんが萌花ちゃんの話をしているの聞きながら、ちょうど口に入れたビールを吹き出した。
「うわっ!大丈夫っすか!?」
聖斗は慌てて、おしぼりを取りに行き俺に手渡してくれた。