双子の物語
「…………」
「…………」
何か、しゃべりにくい…。
「あのさ、さっきの本当?」
もう一度、確かめるように聞いてくる。
さすがに何回もこんなこと聞かれると、恥ずかしすぎる。
私は、赤くなったであろう顔をしたに向けて、小さくうなずいた。
「さっきは、遮られたけど、俺ともう一度ちゃんと付き合ってください!」
「はいぃ……//」
私は、照れたように、言った。
すると、陸くんに、物凄く強く抱き締められた。
「へっ!……りっ陸くんっ//」
私は、急のことで慌て出す。
「ごっ、ごめんっ」
陸くんは、ふと、何かに気づいたように、私を解放した。