双子の物語
門の前のイケメンな彼
ふぁ。
よく寝れた。
お母さんと話してから2日。
もう、いつも通りになっている。
今日も、早く起きれたんだ。
だから早く学校に行って、華菜に全部話さなきゃ。
だって、黙ってるなんて私には出来ないし、心配かけちゃったから。
「いってきまーす」
私は、家を出て、学校に向かう。
「ちょっと待てよ……」
後ろから、大輝もついてきた。
「へぇ~。私と学校いきたいんだぁー?」
私は、少しからかったつもりだった。
なのに、
「…………別に」
大輝は顔をそらして言った。