双子の物語
何?
何よその反応は……。
「へっへぇ……」
私はそう言って、早歩きで学校に向かう。
何故か、恥ずかしかった。
だって、兄弟じゃないって時点で、私はその事を知ってからおかしい。
何故か妙に意識してしまうって言うか……それもだけど、今までの大輝とは少し変わったような感じがするし……。
なんと言うか、素直?
んー何か違うような……。
本当どういうことなんだろ……。
すっきりはしたんだけど、何かこの辺がいまいちだね……。
私は、そんなことを考えながら早あるきで学校に向かった。
大輝はおいてきた。