双子の物語
「っあ!」
!!
「えっ。いきなりなに!?」
突然、華菜が大きな声を出した。
「そういえば今日、陸くんがうちの学校まで来るって……」
どうしよう……と、華菜は困っていた。
「んー……。メールして少し遅れちゃうかもとか?」
「あっ。そっか。……でも待たせるのって何か悪くない?それに早く終わるかわかんないし 」
んん~。
「それなら、陸くんにも一緒に教えてもらうとか?」
「ええっ!……そんな悪いし……」