双子の物語
すると、ちょうどよく、社会の早川先生が教室に入ってきた。
「おー。ちゃんと残ってるな?……ここにプリントおいとくから全部やるんだぞ?、終わったら職員室に持ってこいよ」
先生はそう言って、また戻っていった。
「やろっか。……うわ、プリンど多!」
「嫌だ~」
華菜もいってる。
「ほら、やるんだろ?さっさとおわらすぞ」
そう言って、私はプリントを机において、やりはじめた。
華菜は、彼氏さんに教えてもらってるから、私は大輝に教えてもらっている。
私たちは、30分くらいもくもくとプリントをこなしていった。