双子の物語



次の日―。





「……な。……佐奈。」





……ん。





何……?





……?





!?





ガバッ。





「だっ大輝っ!?」





朝。





起きたら……おこされたら、目の前に大輝がいた。





「起こしに来た。」





と、真顔で言った。





うん。





最近は、起こされることなかったけど、前まではこの光景が日常だった。


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