双子の物語



そして、あっという間に昼休みになってしまった。





「佐奈~。お弁当食べよー」





と、華菜が、私のところまで来た。





「……うん!」





「あ、そういえばさ、返事、いつするの?」





「うぅ"……まだ、決めてない。





ねぇ、手紙か直接か、どっちか決まらなくて……」





思いきって、華菜に聞いてみた。





「それはもちろん、直接でしょ!」





……まぁ、その答えは、いうと思った。





「だってさ、そんな大事な事手紙なんて失礼だと思うよ?





……まぁ、告白されてるのは手紙だけどね」





私と同じ考えだ。





「……じゃあ!直接言うよ。……帰りでいいよね?」





「うんっ。いいよ!頑張ってね」





と、華菜に励まされた。








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