双子の物語
「……2人で何してたの?」
と、私の方を見ていた体を、反対の方に向き、
そう、私に聞いた。
「、何って久保君とお弁当を……」
「そいつって彼氏?」
は?
何でそんなことまで?
「違うよ……」
「ふーん。……」
といって、そのまま屋上を出ていった。
「……橋元さん?……あの人って」
「えっ?……あぁ。双子の兄弟です。 」
ほんとは違うけど……。
「そうなんだ。……」
と、少しビックリしたように、いった。