双子の物語



なるべく参加しないように。





華菜もそれは知ってるはずなんだけど……。





「だよねー。じゃ、今日もしないの?」




「んーそのつもり」





「じゃ、私もそうしよっと!一緒にサボろっ」





「いいの!?嬉しい。」





「ふふふっ。だって私もしたくないしね」





「なにぃ~?華菜運動できんじゃんか……」





「まぁね。人並みには。佐奈ができなさすぎなんだって」





うぅ……。





「ごもっともです。」




< 207 / 309 >

この作品をシェア

pagetop