双子の物語
一体どうしたんだ?
私は……。
「じ、じゃあ、い、いこっ」
かみかみだし……。
おかしすぎるよ私っ。
大輝も変に思ってる。
そういって、私は、この場に、いたくなくて、椅子に座っていたから、立ち上がって去ろうとした。
でも、
「うわっ……」
「いっ……」
大輝の足に、つまずいてしまった。
しかも、怪我をした足の方に。
それに、転けた体勢は、助けようとしてくれた大輝の下敷きになっていて、
私の上に、大輝が乗ってる体勢になった。