双子の物語
この空気が嫌で、布団にもぐった。
「……嫌だ。もしかして、変なこと考えてないか?」
……変なこと?
「いや、……反則のこととか」
「!……わかったもん……意味。…私と学校いきたくないんでしょ?」
あー…。
自分でいってて泣けてくる。
「はぁ…。やっぱり、それは違くて…さ、
反則ってのは、……反則ってのはだな………そんなか、…可愛いこと言うのは反則って意味で…一緒にいきたくないわけないだろ?」
そういって、大輝は、後ろを向いてしまった。