双子の物語



「じゃ、早くな。」





そういって、静かに私の部屋を出ていった。



私はさっと制服に着替えてから髪の毛をくくってみた。





今日は、横で結んで、少し内巻きにしてみた。






……よし。





そして、私も一階に向かった。





このあとされる話なんて知らずに──




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