双子の物語




「……もぅ。」





聞いてもいってくれなさそうだから、諦めた。





そして、自分の椅子のテーブルに座る。





「佐奈ー。手伝って」





「あーうん。」





だけど、お母さんの手伝いをしに、キッチンからみんなの文のお皿や箸をテーブルに並べる。





今日は私の好きな夕飯。





フライだからね。





早く準備して食べたい。


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