双子の物語
そんな話をしていると、結構時間はたっていたようで、先生が教室に入ってきた。
なんか、私も恋がしてみたいって、一層思ったかも。
先生がきたので、席についた。
「えー、おはよーございます……」
朝のながながとした先生の話が続けられる。
その中、私は暇にぼーっとしていた。
まぁ、私だけじゃなくて、クラスのほとんどがそうなんだけど。
「……では、終わります」
あ、先生の話が終わったようだ。
「佐奈ー。1限目音楽だから音楽室いこー」
「あっ。ちょっと待ってね」
音楽の持ち物を持って、華菜と音楽室に向かう。