双子の物語
ひたすら歩いていると、いつもは目に入らないような、小さな公園。
すでに、街は通りすぎていていた。
なんとなく、私は、公園に足を踏み入れた。
公園のことは知っていたけど、来たことは一度もなかった。
私は、公園の端にある、ベンチに座った。
ふぅ……。
なんだろう。
ずごく落ち着く。
ヤバい……。
眠くなってきた……。
寝ちゃっていいかな?
……少しならいいよね?
外で寝れたら気持ち良さそーと思ってたんだよね。