双子の物語
うわぁ……。
トリップしすぎた……。
「な、何でもないよ!さぁ、行こう!」
といって、私は、少し誤魔化した。
だってあんなこと考えてたなんて、はずかしぃ……。
「うん。そうだね!」
ふぅ。何とか誤魔化せたかな?
陸くんは、凄く明るい人。
私の、第一印象は、明るくて、照れ屋?で、
カッコいいだった。
「華菜ちゃん。俺といて楽しい?」
歩きながら、聞いてきた。
そんなのもちろん、
「楽しいよっ!いきなりどうしたの?」
私は、そう言って少し笑う。
「そうだね。ははっ」
陸くんも、そう言って私につられて笑う。
私は、この時間が好きなんだ。