クレイジーサドくん。
こんな生活の繰り返しだった。
朝は先輩と話をして過保護の2人はいつもそれを問い詰める。
講義が終わったら華道サークル。
だったのに…それは突然起きたのだ。
けんちゃんと話していたら先輩が抱きついてきて耳元で『今すぐサークル室来て』とそう言って去っていったのだ。
それだけだったら行くつもりはなかった。
けどその後すぐに携帯にメールが来て
「助けて」の文字だけ先輩から送られてきて
なにかあったのだと思った私は走って部室に行ったのだ。
なのに…
なぜこうなった…。
サークル室に先輩と2人きり。
部屋に入るなり抱き締められそのまま何故か押し倒される私。
そう、ここで冒頭に戻るのだった。