【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
前にも思ったけど…


花歩の寝顔は知歩よりも幼い


でも、それが可愛いな。


そう思いながら麻依から預かった知歩からの手紙を読むためにソファーに腰掛けた


----奏哉へ


丁寧に書かれた俺の名前


その字さえも懐かしく思えた


しかも、ちゃんと名前の下の方にNo.1って書いてあるし。


知歩は変な所で几帳面だからな。


楽しかった時期も鮮明に蘇る


だけど、これで少しは知歩の想いが知れるかも知れないって思った


知歩は何も言わずに亡くなってしまったから。


花歩が近くに居るけど恐る恐るその手紙を開けてみる


何を書いてあるんだろう


嬉しさと不安が入り交じる中、ゆっくりと手紙を開いた


これから知る事実を受け入れ前に進むために…


俺はゆっくりとその手紙を読み始めた
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