【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「食事せずに買い物してたしな」


「考えたらなんかお腹空いた」


----クラッ…


あっ、なんかふらつきが…


でも、奏哉に迷惑掛けてらんない


「奏哉に花歩ちゃん。」


声を掛けて来たのは拓海 さん


車を運転してるとこ初めて見た


「親父、ちょうど良かった」


奏哉はトランクに荷物を乗せあたしを連れて後部座席に乗った


「花歩、具合悪いだろ?」


奏哉には隠せないや。


「人に酔った…」


「無理はするなよ」


あたしは奏哉の肩に身体を預けた


「着いたら起こすから寝てろ」


その言葉にあたしは安心して眠っていた


----んっ?


此処は何処だろ?


お布団ふかふかで気持ち良い


「花歩、起きた?」


「着いたの?」


「俺のベッドの上」


……ということはあたし、しばらく寝てた?
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