【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「奏哉、大好き!!」


「俺も好き。愛してる」


俺の言葉に顔を真っ赤にする花歩


「受験…大変だけど頑張ってね?」


「あぁ、もちろん。花歩もやりたいこと見つけなきゃな」


忙しくなるだろうけど、花歩は本当に大事にしたい


「目、腫れてるな」


「えっ?」


俺は冷蔵庫から濡れたタオルを取り出す


「これ、当てとけ」


「ありがと」


花歩は濡れたタオルを当てていた


「ねぇ、奏哉。写真見せて」


そういえば、写真見せるって言ってたな


俺は棚から1冊のアルバムを取り出した


「まだまだ未熟だけどな」


知歩が居なくなってから撮ることすらも忘れてたし。


「うわぁ…///凄い」


「そうか?」


花歩は笑顔で頷いてくれた


彼女に褒められてこんなに嬉しいことはない
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