【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「なんかね、見てて落ち着く」


「ありがと。今度一緒に撮りに行こうな」


花歩は笑顔で頷いていた


「そろそろ奏達が帰って来そうだな」


「「ただいま~」」


あっ、噂をすれば…


「奏哉、当てたね」


「なんとなくそんな気がしたんだよ」


多分、大荷物抱えて来るぞ


「お姉ちゃーん!!ただいまぁ」


「奏ちゃん、お帰り」


奏は一目散に花歩に抱きついていた


「奏、うがい手洗いしなさいよ」


「はーい」


ということは真っ先に此処に来たんだな


母さんは予想通り大荷物


「2人ともお土産ね」


紙袋3つ…。大半が花歩のものだろうけど。


「可愛い紙袋が花歩ちゃんで無地が奏哉ね」


……やっぱり。


母さんは相当、花歩のことお気に入りなんだな。


知歩の時より可愛がってる
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