【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「こんなに…良いんですか?」


「えぇ、もちろん。もらってくれるかしら…?」


花歩は申し訳なさそうな顔をした


「花歩、貰える物はもらっておけ」


「そうよ~!!もらってくれるとあたし達も嬉しいわ」


「未咲さん。ありがとうございます!!」


花歩は母さんに抱きついていた


「友奏が居てもこうだったかしら…。」


母さんの言葉に花歩は首を傾げた


「あら、やだ。花歩ちゃん、ごめんなさいね。ケーキ買ってきたからみんなで食べましょう」


母さんは何事もなかったように去っていった


強がってんな…。


「未咲さん、泣きそうだった…あたし、悪いことしたかな?」


花歩はしょんぼりしていた


「花歩は悪くないよ。だから、心配しなくて大丈夫だ」


俺は花歩の頭を撫でて落ち着かせた
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