【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
学校に行くまでは時間があるから食器を洗ったり洗濯物を干したりする


家から学校までは歩いて行ける距離だから焦らなくて済む


「花歩ー?居るか?」


……幻聴?


奏哉の声がする


「花歩ー?学校に行くぞ。」


これは幻聴じゃなかったみたいです。


だって、玄関先には奏哉と奏ちゃんが居るから。


「おはよ。一緒に学校に行こうかと思って来てみたんだけど…。迷惑だったか?」


「花歩お姉ちゃん一緒に行こ?」


「1人じゃ心細かったからちょうど良かった。ちょっと準備するから待ってて」


あたしは急いで荷物を取りに行く


「お姉ちゃん、おはよ。行ってくるね。」


仏壇に向かって挨拶するのも日課だから、どんなに急いでても欠かせない


「お待たせ。」


奏哉達はちゃんと待っててくれていた
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