【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
奏哉はすぐに戻って来た


「荷物、ありがとな」


奏哉はあたしから荷物を受け取る


「奏哉ー!!」


遠くから可愛らしい声が聞こえた


「麻依、おはよ」


……麻依?


「なんで、奏哉と松岡さんが一緒に居るの?」


「えっ…と…それは…」


緊張して上手く話せない


そんなあたしの異変に気付いた奏哉が…


「家が真向かいだったんだよ。それで転校してきたばっかりだから一緒に行こうって誘った」


と説明してくれた


「そっか。あたし、森永麻依。仲良くしてね?ついでにコイツの幼なじみ」


……恋人かと思ったのは口に出さないでおこう


「腐れ縁ってヤツかな。奏哉の家系はお坊ちゃんだけどあたしは普通の一般人だから。お店は経営してるけど。」


森永さんは説明してくれた


なんだかんだ言って仲良さそうな2人だね
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