【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「花歩、おいで?」


俺が手を広げると花歩は嬉しそうに抱きついてくる


「甘えたかったんだろ?」


「うん」


今日はやけに正直だな


「仁には知られたくなかったか?」


「うん。仁君、からかいそうなんだもん」


確かにからかうかもな


「だから、知られたくなかった」


仁は人の恋沙汰になるとテンションが高いからな


「ねぇ、奏哉。キスして?」


「良いのか?」


「ずっとキスして欲しかった。我慢してたの。これでも…」


そう言った花歩が可愛くて優しく唇を塞ぐ


「……んっ///」


ヤバい、可愛い。


「そ…や…すき」


今の言葉、反則///


好きな女に言われるのがこんなに嬉しいなんて思わなかったな。


花歩が可愛くて仕方ない


俺達は気が済むまでキスをし続けた
< 193 / 830 >

この作品をシェア

pagetop