【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「あぁ、佐々木に許可得て教室借りて勉強してた。」


課題とは別の本屋で買った参考書の。


「頑張るね~。」


麻依は水を飲みながら呟く


「お待たせしました。カルボナーラとミートソースです」


2人の分の食事が運ばれて来た


2人とも嬉しそうだ


「唐揚げ定食ですね」


俺の分も運ばれて来た


「何頼んだかと思ったら唐揚げ定食だったんだ」


確かに2人がお喋りに夢中になってる時に注文したからな。


「「いただきます」」


見事に花歩と麻依の声が揃った


……にしても2人とも美味そうに食べるな


「ねぇ、花歩と話してたんだけど海行かない?」


食べていると麻依がそんなことを口にした


「海…?」


「うん。買い物してる時に奏哉ママにあって別荘貸してくれるって。」


別荘の存在忘れてた。
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