【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
別荘とは隣町にあり親父達が所有している物


景色は良いし人目につかない所にある


海も目の前に広がってるし。


いわゆるプライベートビーチってヤツ


「拓海さんは仕事で行けないらしいけど未咲さんが連れて行ってくれるって。」


「たまには息抜きも必要だよな」


俺は承諾した


「奏哉、唐揚げ一つちょうだい?」


「良いよ。取りな」


花歩は唐揚げを一つ取っていた


「麻依に言わなきゃいけないことがある」


“麻依には話して良いか?”というのを込めて花歩を見る


花歩は小さく頷いてくれた


「何?言わなきゃいけないことって…」


麻依は不安そうな顔をする


「俺達、付き合い出したから」


俺の言葉に固まる麻依


「ほんと?」


信じられないみたいで花歩に問いかけていた
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