【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「そんなこと言うなって。だから花歩が怖がるんだろ?」


「仁は1人でロフト使えるんだから良いじゃない」


「麻依だって1人部屋じゃん」


そう、あたしと奏哉が同じ部屋


麻依は1人、仁君はロフト


未咲さんがそう決めていた


麻依は昔からこの別荘に来たことがあるらしく1人で居るのは“ゆっくりしたいから”らしい


「とりあえず、部屋に行こう」


一旦別れて自分達の部屋に行く


「此処だよ」


奏哉は部屋まで案内してくれた


「綺麗だね。ホテルみたい」


「設計はあの人達だからな」


確かになんか未咲さんっぽいところがあるかも。


「奏哉…お散歩したいな。」


景色がみたい


「気分転換に行くか?」


「仁君達は?」


奏哉は“ほっといて大丈夫。” と言っていた。
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