【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「勉強しなきゃだな」


奏哉はポツリと呟いた


大学進学予定だもんね


あたしは邪魔出来ないか。


なんとなく奏哉から離れた


「何で離れんの?」


「奏哉の勉強の邪魔出来ないから」


「別に今、勉強するなんて言ってない」


奏哉は強引にあたしを引き寄せた


「きゃっ…」


あたしはバランスを崩して倒れ込む


「ほんっと、危なっかしいな」


「奏哉が強引に引っ張るから。」


奏哉は何を思ったのかあたしを抱き上げベッドに寝かせた


「花歩、キスしたくなった」


「……へっ?」


マヌケな声が出たし


「キス…しよっか?」


あたしは断ることなんて出来ない


寧ろあたしも奏哉を求めてる


「キスしよ?奏哉となら嫌じゃないよ」


“もう無理”と言った奏哉からの甘いキスが降り注いだ
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