【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
顔を上げられずにいると浮かんだ感じがして顔を上げる


気づいたら奏哉に背負われていた


「2人とも俺らの荷物持って。花歩は俺に背負われとけ」


なんとも強引な奏哉


だけど、今は言うことを聞く事にした


「おっ、奏哉。どうした?」


奏哉の存在に気付いた佐々木先生


「コイツの顔色が悪いみたいなんで保健室行って良いですか?」


「花歩、大丈夫か?」


先生の問いかけにあたしは首を横に振った


「奏哉、保健室に連れてけ」


「分かりました。」


奏哉はお辞儀をするとあたしを保健室に連れて行く


「奏哉…。ごめんね。」


「良いんだよ。俺、放っておけないタイプだからさ。先生、コイツ休ませて良いですか?」


いつの間にか保健室に着いてたみたい


保健室の先生は優しそうな人だった
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