【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
それからバレーをしたり海で泳いだりして楽しんだ


「楽しいね~♪」


と浮き輪を使ってプカプカ浮きながら叫ぶ麻依


その顔は本当に楽しんでいるようだった


「麻依!!ちょっと良いか?」


仁が麻依を呼ぶ雰囲気からして此処に居てはいけないような気がした


「麻依、花歩といつものところに居るから」


それだけ告げて荷物を持ちその場を後にした


やって来たのは穴場の洞窟


「此処なら日陰だし花歩も溺れないだろ?」


「うん。なんかお風呂みたいだね」


そう。此処は海水ではなくお湯


「露天風呂に憧れてた親父達が此処にお風呂を作ったんだ」


「凄いね。隙間から景色も見れる~♪」


どうやら喜んでくれたようだ


「冷たいのも良いけど温かいのも良いね」


風が通って気持ち良い
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