【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「髪の毛は麻依がしてくれた」


麻依は手先が器用だからな


「でも、あたし可愛くないよ?」


「花歩は可愛いよ。自信持て。」


花歩にしかない可愛さがある


それを見つけられた時には嬉しくなる


「奏哉の方がかっこいいもん」


花歩に言われると照れるな


俺は強引に唇を奪った


「……んっ///」


これは単なる照れ隠し


それに、こんな可愛い格好されてたら抑えだって効かない


「奏哉が可愛いって言ってくれたらそれで良い」


ギュッと抱きつかれたら尚更抑えが効かなくなる


でも、我慢。花歩だって甘えたいはずだから


「夜、覚悟してろよ?」


花歩の耳元で囁いたその言葉に一瞬で顔を赤くした


こんな可愛い行動を見せてくれるのは俺の前だけで良い。


……改めてそう思った。
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