【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「奏哉、おかえり。」


「ただいま。ご飯食べてゆっくりしような」


お盆を置き2人でご飯を食べる


「花歩はいつでも美味しそうに食べるよな?」


「そうかな?」


俺は小さく頷いた


他愛のない話をしながらご飯を食べ終えた


「ごちそうさま」


毎回、この言葉をいう花歩は律儀だ


「歯磨きしてくるね」


と言って洗面所に行った花歩


俺も歯磨きしなきゃな。


歯磨きしないと母さんに怒られるから。


普段は怒らない両親だけど唯一、怒られた時があった


それは歯磨きしなくて虫歯がたくさん出来てしまった時。


あの時の両親の怒り方といえば今でも忘れられないんだ


「花歩、歯磨き済んだか?」


「うん。終わったよ」


「部屋に戻ってて良いぞ」


疲れただろうから休んで欲しい
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