【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
奏哉は“そっか”と頷くだけだった


悪い人じゃないってことは奏哉達の会話を聞いて分かってる


だけど、体中に電流が走る感覚だった


「奏哉君、ちょっと職員室に行くからお留守番頼んで良い?」


「分かりました。だけど、取りに行くものあるので取りに行って来ますね」


先生の了承を得ると奏哉は行ってしまった


「松岡さんよね?」


「はい。松岡花歩です。」


寝たまま軽く自己紹介をした


「あたしは芦屋千景。宜しくね」


芦屋千景(アシヤチカゲ)先生



ゆるふわパーマが特徴の可愛らしい人


「何かあったら此処に来て良いからね」


「千景先生、本当に来て良い?」


千景先生は笑顔で頷いてくれた


「先生、すみません。戻りました」


荷物を持った奏哉が戻って来た
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