【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「花歩は良いんだ?」


どこか寂しそうで且つ意地悪な笑みを浮かべた


「なに…が?」


「俺が女達に言い寄られて付き合っても…。それが年上の綺麗で美人な人かもよ?」


奏哉が他の人と付き合う?


それだけは嫌だ!!


「嫌!!あたしから離れないで」


奏哉以外なんて考えられない


「いうと思った。俺には花歩だけだ」


「ほんと…?」


奏哉は笑顔で頷いた


「花歩が人込み嫌いなのは重々承知だよ。ちゃんと分かってる。俺が花歩と離れたくないんだよ」


そんなこと言われたら断れなくなる


あたしだって奏哉と居たいもん


「あたしで良ければついて行くね」


“ありがとう”と言って再びキス


ちょっとでも奏哉の役に立ちたい


この決定があんなことになるなんて思いもしなかった
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