【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「あっ、良かった。佐々木先生には言っておくわね」


千景先生はニコッと微笑んで出て行った


「奏哉、何を取りに行ってたの?」


「あぁ、勉強道具だよ」


「もしかして、此処で勉強?」


あたしの問いかけに頷いた奏哉


「なんか、ごめんね…」


あたしは申し訳なくて謝った


「なんで謝るの?花歩は悪くねーよ。それに俺が花歩を1人にできないだけだから」


奏哉はあたしの頭をポンポン撫でる


「奏哉…千景先生と仲良いの?」


「気になる?」


あたしは正直に頷いた


「母さんの親友でさ。何かあったらいつも此処に来てるんだ」


だから、仲良さげに話してたんだね。


「花歩、寝ろ」


「傍に居てくれる?」


「もちろん。だから心配すんなよ」


奏哉に頭を撫でられると安心して眠ることが出来た
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