【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「退けない。こんな弱ってる花歩を放っておけるか」


俺は弱っている花歩を悠介から守るように抱き締めた


「奏哉!!」


親父の声がして奏がしっかりと話したんだと実感した


「大丈夫ですか?…って花歩ちゃん!?」


悠介の母親が花歩に声を掛ける


てか、花歩のこと知ってるのか?


花歩は力なく笑っていた


「悠介!!あんた花歩ちゃんに何してたの?」


悠介の母親は大声で叱っていた


「奏哉…寝るね?」


「えっ…?花歩!!」


花歩は意識を失った


「奏哉!!花歩ちゃんを救護室に連れて行きなさい。」


「此処は俺達に任せろ」


親父達の言葉に甘えて花歩を抱き上げて救護室に向かった


相当、殴られていたのか服も髪もグチャグチャだ


せっかく可愛い格好してくれてたのに…
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