【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「また来て良い?」


「良いよ。けど、今は未咲さんの所に戻りなね」


花歩の言葉に力無くニコッと笑った


「母さんに花歩は起きたって伝えといて。奏には出来るよな?」


小さく頷いてから部屋を出て行った


あの様子じゃ奏も相当、凹むな


「奏ちゃんにはショックが大きかったかもしれないね」


“見せてはいけないもの見せてしまったな”と凹む花歩


「今は静養するのが1番だ。ゆっくり休もうな」


「こんなことになっちゃってごめんなさい」


花歩は涙目で謝っていた


「花歩は謝らなくて良いよ。花歩は悪くないから。何か食べたいものあるか?」


「果物とかが食べたいな。あったらヨーグルト」


「分かった。取ってくるから大人しくしてな」


「帰ってくる?」


俺は小さく頷いて花歩に布団を掛け頭を撫でて部屋を出た
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