【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~

君には喜んで欲しいのです*奏哉side

小さなことでも良い

君には喜んで欲しいんだ

君の笑顔を見たいから

***************

-----翌日


隣を見ると花歩は気持ち良さそうに眠っていた


昨日に比べたら安心しているように見えた


俺は顔を洗いに洗面所へ向かう


母さん達は泊まってるから家には2人だけ。


物凄く静かだ


「奏哉?奏哉!!何処?」


花歩の声がして急いで部屋に戻る


「花歩?どうした?」


俺に気付いた花歩は安心したような表情になった


「居なくなったって思ったぁ…」


「顔を洗いに行ってただけだよ」


花歩が目が覚めるまで待ってれば良かったって思った


「……いたっ」


激痛が走ったらしく花歩は足を抑えていた


「あんまり無理はするなよ」


無理をしたら自分が辛いだけだから。
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