【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
奏哉はいくつかの参考書を吟味していた


横顔もカッコいいな


なんて、久しぶりに思った


「手、繋ぎたい…でも、無理か」


車椅子じゃ無理だよね


「裾握っとけ。高さ的にもちょうど良いだろ?」


「えっ…?」


「此処、静かだから聞こえるし。」


小声で言ったつもりなのに。


「もう少しで決まるから待ってろ」


そういうと、奏哉はすぐに参考書を参考書を選んでいた


受験生だもんね


なのに、あたしの相手してもらって申し訳ないな


お互いに支払いを済ませ本屋を後にした


「次は雑貨屋だな」


「夏場でも使えそうなブランケットが欲しい」


奏哉は前に来たことのある雑貨屋に連れてきてくれた


「ほら、あったぞ。良かったな」


冬場に比べて種類は少ないけど、いくつかはあった
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