【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
白と黄色のチェック柄


1番初めに目に入ったヤツ


「花歩らしいな」


「そうかな?」


「他にも見たいのあったら見て良いんだぞ」


「たくさんありすぎて目移りするから止める」


ブランケットの支払いを済ませた


「奏哉…?と花歩…?」


後ろから声が聞こえて振り返る


そこには麻依とあたしの知らない男の子


「聖悟、久しぶりだな」


奏哉は車椅子の向きを変えながら話していた


「花歩?どうしたの?なんで車椅子なんかに…」


久しぶりに会ってこの状態じゃ、びっくりするのも無理ないよね


「話したら長くなるんだけど…」


「花歩、話したくないだろ?俺から話すよ。とその前に…」


奏哉は目の前の男の子を見た


「麻依、紹介してあげな。会わせたかったんだろ?」


“そうだった!!”と笑顔になる麻依
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