【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
忘れようとしても忘れられない


それだけ、俺にとっては存在の大きな人だったから。


でも、今は花歩が優先


「体が怠い…」


「学校に居た時よりは下がってるぞ。」


俺は花歩の頭を撫でながら話す


「あたし、環境が変わると体調を崩しちゃいがちなんだ…。」


「さっき、母さんから聞いたよ」


「ということはお父さんが話したんだね…」


花歩は1人で納得していた


「こうやって、誰かに甘えるのも久しぶりなんだぁ…。」


そう言った花歩を俺は“放っておけない”と思った


「甘えたい時に甘えて良いよ」


「奏哉は彼女居ないの?」


「今は居ない。それに、今は良いかなって思う」


俺の言葉に花歩は寂しそうな顔をした


本当に今は奏のこともあるしお店も手伝わなきゃいけないから…必要ない
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