【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「ちゃんと戻って来るから休んでろ。」


怒らない。優しく言う


「ごめんなさいね。ありがとう。そういえば名前教えてなかったわね」


「そうでしたね」


俺も教えてないや


「山橋優月です。よろしくね」


山橋優月(ヤマハシユズキ)さん


可愛らしくほんわかした人


花歩と雰囲気似てるかも


「村瀬奏哉です」


俺も軽く自己紹介をする


「年齢近いし仲良くしてね。」


話によれば優月さんは25歳らしい


「じゃあ、一旦家に戻りますね。花歩、また後で。」


花歩の頭を撫でてから病室を出た


病院と家と学校が近いから良かった


すべて歩いて行ける距離だ


「ただいま」


「お帰りー!!…って、その血はなに?」


母さんは俺のジャージを見て驚いていた


まぁ、無理もないか。
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