【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「お座り下さい」
主治医の言葉に家族である利一さんが向き合って座った
「花歩さんが使っている車椅子の近くにカッターナイフが落ちてました。恐らく出血したのはそのせいでしょう」
カッターナイフまでは俺も気付かなかったな
「出血が酷かったみたいなのでゆくゆくは輸血が必要になるかもしれません」
主治医の顔は真剣だった
「娘が助かるのならどんなことでもして下さい。失いたくないんです」
利一さんは涙声だった
「分かりました。それと今年いっぱいは学校にも登校出来ないと思います」
主治医の話によると思った以上に骨折した足が完治していないらしい
今回の件も重なったから尚更。
「これからについては家族で話し合って決めて下さい。本人の意見を尊重したいと思いますので」
話が終わり病室に戻った
主治医の言葉に家族である利一さんが向き合って座った
「花歩さんが使っている車椅子の近くにカッターナイフが落ちてました。恐らく出血したのはそのせいでしょう」
カッターナイフまでは俺も気付かなかったな
「出血が酷かったみたいなのでゆくゆくは輸血が必要になるかもしれません」
主治医の顔は真剣だった
「娘が助かるのならどんなことでもして下さい。失いたくないんです」
利一さんは涙声だった
「分かりました。それと今年いっぱいは学校にも登校出来ないと思います」
主治医の話によると思った以上に骨折した足が完治していないらしい
今回の件も重なったから尚更。
「これからについては家族で話し合って決めて下さい。本人の意見を尊重したいと思いますので」
話が終わり病室に戻った