【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
-----トントン


って寝てるか…


起こさないようにゆっくりドアを開ける


花歩は寝ていた


近付いて花歩の頭を撫でる


点滴も取れてるみたいだな


「…ん?」


あっ、起きたか?


「花歩、おはよ。」


「そーや?おはよ…」


久しぶりに見た花歩は痩せていた


ただでさえ痩せてるのにな。


「起きたい」


と言った花歩を傷口に気をつけながら優しく起こす


「点滴、取れたんだな」


「今は調子が良いからね。でも、寝ても背中が痛くてさ。ソファーに座りたいな」


車椅子を使ってソファーに座らせる


「奏哉、久しぶりだね」


「今日が受験だから受験前に花歩の顔を見てから行こうかな…って思ってさ」


俺も花歩の隣に座りながら話す


そして、花歩を優しく抱き寄せた
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